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木造大型パネル化工法

年末から年始にかけての多忙さでブログの更新が行えず、気が付けばはや3月です。

住宅の設計は依頼者の顔が見える仕事です。

住まい手さんはどんな計画が出てくるのだろうと、一日でも早く見たいと思われていますので、それがわかっている我々はそのお気持ちに応えるためどうしても集中してしまい、その他の事は後回しになってしまいます。

時間が取れる時とはなってしまいますがブログの更新も行っていきたいと思います。

 

少しでも時間を作って講習会や見学会などに参加し新しい知識の吸収や勉強する事を継続しています。

 

 

先月、木造大型パネル化工法の現場見学に行ってきました。

金子建築工業さんの恵那市で行われた現場です。

 

パネル化と言えば鉄骨のプレハブ工法は有りましたが、木造ではツーバイのパネル工法くらいしか知りませんでした。

ツーバイパネルの場合はサッシ廻りは現場取付となり、結局現場施工箇所が多いのですが、

今回の大型パネルは断熱材、サッシ、防水紙まで工場で施工済みのパネルのため、

施工日数の短縮、施工品質の向上、熟練大工の手間の縮小と現在の建築現場においての問題解決に対する回答が多く盛り込まれていました。

 

中でも特殊な材料などはほとんどなく、木材も金物もサッシや防水材など一般流通材で可能な事が素晴らしいと言える。

 

今回の建物は2階建ての共同住宅ですが、性能の高さが特筆すべき点です。

UA値0.18でありドイツのパッシブハウス認定を予定していると言う事です。

 

気密断熱ラインやサッシの選定でも気密の作り方に留意している設計である事は見て取れました。

施工サイド(施工会社)の意思によるところが大きいと思いますが、当社でも計算も計画もトータルで参画できると思える内容です。

チャンスが有れば取り組んでみたいものです。

 

 

外壁パネルを見ても充填断熱材+付加断熱材でネオマフォームt200

 

 

トリプルガラスの木製サッシ組み込み済み

ほとんどFIX+ドレーキップを採用されているようでした