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ウッドフェンスの計画

このウッドフェンス、というより木塀(もくべい)は南側道路に面した目隠しフェンスです。

 

今回の目隠しフェンスを計画するにあたっては、

・最も一般なアルミフェンスにはしたくない

・風通しは確保したいのでコンクリートブロックやコンクリートの塀はNG

・コスト的にもコンクリートは予算オーバー

・生垣は庭のスペースとの兼ね合いで厳しい事と、手入れが出来そうにない

と言う事で木で製作する事にしました。

 

また基礎もRC造とすると3倍以上の価格差となるためCB造としています。

 

材料は国産の杉です。

 

 

 

木を屋外で使用する場合は、蟻害、腐朽、割れ・反りを考慮しなければなりません。

・蟻害(シロアリ)については通常の目視点検をしやすく計画する事、

・腐朽に関しては如何に水キレ良く乾燥しやすい造りとする事、

・乾燥しやすくすれば蟻害対策にもなります。

割れや反りに関してはある程度のサイズ、厚さの材料を使う事により長く持つようにし、

痛んだ材料はその部分だけ交換できるようにする事が大切です。

 

シルバーグレーになる自然の木材の経年変化を楽しめるのか、

経年変化で汚れて汚くなるのが嫌で着色塗装をして塗り直しをしていくのか、

塗る場所や全体のデザインや好みにより大きく分かれます。

 

続きは塗装編です。