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給湯システムシステムについて考える「太陽熱温水器」

そもそもなぜ給湯システムを重視するのか?
住宅のエネルギー使用量の割合はおおよそ以下の通りです。

 

・給湯 34%
・暖房 22%
・調理  7%
・冷房  2%
・その他の(照明・家電等)35%

※1019年度環境省実態統計調査より

省エネを考えるときに住宅のエネルギー使用量の大きいところを削減するのが効果的です。
エネルギー消費量を減らすと言う事は毎月支払う光熱費が減ると言う事なので生活に直結する大切な話です。
上記の通り”給湯”で全体の1/3を占めているのでここを一生懸命に考える事は重要です。

 

①「エコキュート」は電気でお湯を沸かす。
②「エコジョーズ」はガスでお湯を沸かす。
③「エコワン」は電気でお湯を沸かすがデメリット部分をガスで補う。
④「太陽熱温水器」は太陽光のみでお湯を沸かす。

 

①~③は電気やガスが必要ですが、「太陽熱温水器」はエネルギー源は太陽光だけです。
電力不要なんです。
設置するだけで太陽光が有ればお湯が沸き使えます。

比較されるのが太陽光発電です。
太陽光発電の発電効率は20%程度ですが、太陽熱温水器は60%くらいであり高効率です。

機種、サイズも諸々有りますが、
真空管式太陽熱温水器(自然循環式、真空管20本、170L)工事費含めて50万円。
平板式は材工20万円から設置可能です。

タンクが170Lでも湯の温度が50℃であれば水と混合して使用するので風呂、家事、洗濯に使用可能です。

 

何年で壊れる? → 業者さん曰く15年は余裕でOK。
配管などの接続部の点検交換などは出てくるでしょう。

 

ランニングコストは圧倒的に低くてGOOD。
太陽光という時点で自然エネルギーのためあくまで補助装置として電気かガスの給湯器は必要となります。
太陽光発電と同じです。

よって
しかし、給湯のガス代、電気代がぐっと安くなります。

 

外観デザインや屋根の積載荷重を考える場合は、貯湯タンクを地上に置く強制循環式がお勧めです。
見た目は太陽光発電パネルと同じ。
使い勝手もぐっと良くなりますが値段も上がります。
材工一式300Lで80万円ほどかかります。
加圧ポンプが必要になるので電力も必要です。
光熱費として考えると回収に30年近くかかる事になりますが利用する満足感は高いでしょう。

 

※私の家でも昔から使っていて冬以外は天気が良ければ風呂を沸かすことはほとんどありませんでした。
シンプルな構造のため数十年前のもので簡単な部品交換程度で維持できていました。
とても古いためタンクの保温能力が低く、夕方には熱湯が出るけれど、
夜遅い時間になるとぬるくなってしまいます。
最近の製品は翌日でも熱い湯が出るという話です。