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納まりは端部に宿る

「この壁の断熱材は○○が○○mm入っているので熱還流率は○○W/㎡Kです。」
「防水材は○○を使用していますので安心です。」
「気密シートは○○を使用しているので大丈夫です。」

間違いではないのですが標準的な部位の話をしてもあまり意味が有りません。

その部材の端部がどのように納まっているのか、
貫通部の処理がどのようになっているのか、
継ぎ手部の納まり・処理がどうなっているのか、

きちんと考えられて設計されていないと後から、将来後悔することとなります。

基礎内断熱の配管貫通部の例です。

(画像1)よくある(けれど良くない)束ね配管

何本もの配管を1つにまとめ壁や基礎コンクリートを貫通させる束ね配管はしません。
束ね配管をすると貫通部の隙間埋めがきちんとできません。

 

(画像2)きちんと計画をした配管

事前に計画をして基礎の配筋に合わせて貫通計画を行いきちんとした断熱処理も可能になります。

設計図に記載しておけば安心です。

現場監理を行い設計図通りに施工されているかの確認も大切です。