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気密工事と気密検査

気密工事として、

耐力面材施工時に気密パッキンを使用。
サッシ部は気密パッキン。
サッシ廻りの耐力面材端部隙間等はコーキング。
設備貫通部は気密部材。
屋内側にて可変透湿気密シート張り。
などの気密施工を行います。

 

大工さん、各専門業者さんの少しでも良くしようという思いで丁寧に

施工される事により全ての品質は確保されます。

 

設計時の気密品質はC値 0.5 cm2/m2以下としています。
最高値は0.1ですが、正直なところ0.1~0.5であればそれほど大差は無いと
思っています。
建物の燃費計算をしてもそれほどの差は出てきません。

1.0を0.5にする事はたやすいですが、0.5から0.1づつ良くしていく事は
小さな隙間をつぶしていくという作業となり、労力と効果が比例しない事となり
あまりに数字だけを求めても意味をなさない気がします。

1回目の気密検査は減圧法で実施。
屋内側の可変透湿気密シート張りを行う前の躯体だけの状態での検査です。
(屋内側の気密シート無しの状態で検査をする事により見えなくなる箇所の欠損部分を見つけて直す目的です。)

結果は、
相当隙間面積 C値 0.4 cm2/m2 でした。
欠損箇所を確認のできる範囲で探して、手直しのできる範囲を探して
再検査をしても効果は無く、結果は変わらずでした。

 

翌日、手の届かない箇所にある壁貫通スリーブを塞いであるテープに隙間が有る事を
発見したため、この箇所の気密欠損が大きいと考え、完成時の2回目の検査で0.4は
確保し、あわよくば良くなっている事を願っています。