Q1.0住宅建築のこと
スキップフロアーの家 上棟
上棟の日は快晴とはいきませんでしたがまずまずの天気。
大勢の大工さんがてきぱきと組み上げていく。
木材の加工は工場で行われて現場に搬入されるので、家の骨格である柱・梁は
通常1~2日で組み上げられます。
毎度の事ながら圧巻です。
しかし大勢の大工職で一気に組み上げられるためのんびり見ている暇がないのが我々監理者。
図面通りか、釘の位置やピッチ、軒の出の寸法等チェックすることが沢山あります。
今回もそうでしたが大抵手直し等の指示をする事が有るのが現実です。
その場で指示をして手直しをしないとあっという間に見えなくなる箇所が有るので
我々も必死で真剣勝負の日です。
設計・監理がいない(設計施工一括請負の住宅メーカー)などでは現場監督は現場の段取りを
見るだけで、我々のような監理はしていないのである意味恐ろしい・・・。
屋根のルーフィング(防水材)も張られていきます。
外壁の耐力面材で気密を取る工法のため上棟時に気密部材も貼り付けられていきます。
耐力面材も張ってしまえば防水シートで覆って雨対策となります。
柱梁の構造材は絶対に濡らさない、
床など水平面の合板も絶対に濡らさない、
こういった心構えで現場は進みます。